生野区
空き家リノベーション
アイデアコンクール
Akiya renovation idea contest
募集要項
■テーマ(課題)
空き家等を拠点とした地域の交流と賑わいの創出、ものづくりの蓄積を活かした魅力発信など、
地域の活性化を目的とした生野区らしい空き家の利活用モデルを募集します。
~生野“らしさ”を語るトークライブでの語りより~
ものづくりや銭湯、文化など暮らしを支えるいろんなコンテンツがあり、それらが
生野で生活していくリズムになっているところでしょうか。このリズムにあこがれ
る若者の生活の場として空き家が活用されるといいですね。そのためには求心力の
あるスローガンが必要かな。
小さなものづくりのパワースポット、そんな、いい空気感のあるまちが生野だと思
っています。それを知ってもらって、それをよしとする人たちが集まってきて、モ
ノを創れそうだなとか、新しいアイデアが湧いてくる、そんな空気をもっていて、
そしてパワーもあって、ちょっと話を聞きにいこうと思えるような人がいて、教え
てもらったり、行き詰まった時にもがんばる気になれたり、そこに暮らしもあって
・・・生野区がそんな場所であれたらいいなと思っています。
生野には銭湯が残っています。そもそも日本における暮らし方は外に開いたもので
あったと思います。長屋で十分住まいが成立していました。銭湯が残っている生野
は、まさに外に開いた暮らしのあるまち。生野の道は廊下と考え、半分家の中を歩
いているようなもの、それが生野かもしれません。特にコミュニケーションを取り
ながら生きていきたいな、何か創りながら生きていきたいなと思う人が、人の温度
を感じたり、コミュニケーションが図れたり、人情味があふれだしている、そんな
まちではないかと感じています。空き家の活用を考える時にも、空き家のことだけ
を考えるのではなくて、空き家と銭湯までの距離、買い物に行くまでの距離、そこ
にどんな関係があるのか、周辺のことをみて空き家を考えてもらえるといいのでは
ないでしょうか。半分開いて、半分閉じている、暮らしもチラリズム、それが生野
ではないかという気がしています。
■審査基準
次に掲げる審査項目について審査委員が総合的に評価します。
◎実現性、継続性
◎将来性
◎地域との関係性
◎空き家活用の工夫・アイデアの独自性
■求める提案内容と表現方法(提出書類)
下記項目に留意して提案書類をまとめてください。
[必須項目]○コンセプト(提案の意図を表現するもの)
○地域への効果
○活用方法イメージ (例)設計図、透視図、写真、概念図、イラストなど
○事業採算性(改修に伴う費用の計画や活用に伴う収支の計画など)
○実現における応募者自身のアピールポイント (例)実績や実体験、ノウハウなど
[表現方法]○応募者の考える「生野区らしい空き家利活用のアイデア」が伝わる形であれば、
表現方法は自由です。
○提案内容は、A3サイズ(横使い・片面)3枚以内にまとめてください。
[留意事項]○提案は、ひとつの応募につき、対象建物(下記)をひとつとし、1対象建物に対
して、複数の提案はできません。なお、両方の対象建物について提案されたい方
は、それぞれ提案書類を分けて作成してください。
○応募図書には表裏とも、氏名など個人を特定できる情報は記載しないでくださ
い。
<アイデアを求める対象建物の概要>
以下の建物を対象とします。
■応募にあたって
詳細な建物資料の提供や、対象建物の見学会の案内をお送りします。事前に「エントリーシー
ト」(ダウンロード)に必要事項を記入し、コンクール事務局までメールでお送りください。
[コンクール事務局メールアドレス]ikuno-mimamori@city.osaka.lg.jp
対象建物の見学会は9月下旬を予定しています。参加希望者は、「エントリーシート」内の所定
の箇所にチェックを入れてください。
なお、見学会の参加は任意です。提案にあたって参加の有無は問いません。
【見学会は終了しました】
■審査方法
コンクール審査員(敬称略)
審査員長 服部滋樹(graf代表、京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授)
審査員 家成俊勝(dot architects代表、京都造形芸術大学芸術学部空間演出デザイン学科
准教授)
塩山 諒(NPO法人スマイルスタイル代表)
第1次審査 書類選考による入選作品の決定を行います。
入選者にメールにてお知らせいたします。
最終審査 入選者による公開プレゼンテーションで最終審査を行います。
入選者には最終審査に関して別途お知らせいたします。当日の出席が困難な場合
は、ビデオレターなど動画でのプレゼンテーションも可能としますが、いずれの
対応も不可能な場合は、入選辞退とさせていただく場合もあります。
■表彰及び賞金
最終審査会後に講評・シンポジウムを予定しており、その中で表彰式を行います。
最優秀作品賞 1作品 賞金15万円
優秀作品賞 1作品 賞金5万円
特別賞 1作品 賞金3万円
■応募資格
制限を設けません。グループまたは個人を問いません。
■スケジュール
対象建物見学会 平成27年9月下旬 【終了しました】
募集期間 平成27年11月2日~11月30日【終了しました】
第1次審査 平成27年12月22日【終了しました】
第1次審査結果発表 平成28年1月上旬【終了しました】
最終審査・表彰式・シンポジウム 平成28年2月6日【終了しました】
■提案書類の提出方法
下記提出物を募集期間内にコンクール事務局へ郵送(当日消印有効)もしくは持参(大阪市の
休日を除く毎日、午前9時00分から午後5時30分まで)してください。
①応募申込書(ダウンロード)
②提案書類(A3サイズ横使い・片面3枚以内)
③提案書類をPDF形式に変換し保存したCD-R(1枚)
■提出先
[コンクール事務局]
大阪市生野区役所 地域まちづくり課(区役所4階 44番窓口)
〒544-8501 大阪市生野区勝山南3-1-19
■質問事項
質問はメールのみの対応となります。その際、件名に【空き家リノベーションアイデアコンクー
ル 質問】と明記してください。
◆問合せ受付期間
平成27年10月22日(木)午後5時30分までとし、締切日以降の質問は受け付けません。
◆回答
受付けた質問は平成27年10月30日(金)午後5時(予定)で、ホームページに回答を掲載しま
す。 【『Q&A』をご確認ください】
[問合せ先メールアドレス] ikuno-mimamori@city.osaka.lg.jp
■注意事項
①応募作品は、国内外未発表作品に限ります。また、同一作品の他のコンクール等への二重応募
は禁止します。
②他者の著作権等を侵害する恐れのある作品は、主催者の判断により入賞を取り消すことがあり
ます。また、侵害した場合の責任、賠償等は応募者が負うこととし、主催者は一切の責任を負
いません。
③応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、作品発表に関する優先的権利および発表に際して
作成する制作物(ホームページへの掲載や展示、コンクール成果集など)の著作権は主催者が
有するものとします。
④応募いただいた作品等は返却いたしません。
⑤作品応募にあたりご提供いただきました個人情報は、主催者が適切に管理し、本コンクール以
外の用途で使用することはございません。
⑥応募書類の作成及び提出、最終審査への参加費用等、本コンクール参加にかかる費用は全て応
募者負担とします。
*アイデアコンクールに先駆け、服部滋樹氏(graf代表)、木村貴一氏(まちのえんがわ)、
塩山 諒氏(NPO法人スマイルスタイル代表)による、生野らしさと空き家利活用の可能性
を語るトークライブを行いました。(トピックス参照)
